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わたしたちは、民間福祉組織としての「自主性」と、
広く住民や社会福祉関係者に支えられた「公共性」という
二つの側面を持った福祉活動を専門に事業を展開しています。
わたしたちは、民間福祉組織としての「自主性」と、
広く住民や社会福祉関係者に支えられた「公共性」という
二つの側面を持った福祉活動を専門に事業を展開しています。
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広く住民や社会福祉関係者に支えられた「公共性」という
二つの側面を持った福祉活動を専門に事業を展開しています。

社会福祉法人臼杵市社会福祉協議会からのお知らせ

令和4年度 第2回うすきプラットフォーム
第2回 テーマは「ヤングケアラー」

2回 うすきプラットフォームが開催されました。

今回は「ヤングケアラー」をテーマに、臼杵市子ども子育て課 課長代理 首藤豊武氏より説明を受け、分野を超えた多機関・多職種による意見交換を行いました。

ヤングケアラーは、対象となる子どもに課題があるわけではなく、家庭にある様々な事情等により年齢にそぐわない責任や負担を背負っており、やりたいことができないといった状況を指しています。法律上の定義はなく、本人も自覚しにくいため、表面化しにくいといった特徴があります。多感な時期に、「同世代の子どもたちと同じようなことができない」、「望む進路を選ぶことができない」など、子ども達が直面する状況は多様です。単純に家事を肩代わりするだけの支援では解決にいたらず、子ども達は「相談してもどうにもならない」「相談できる相手がいない」などと感じながら育つことになります。

 今回の意見交換では、「正しく理解し、あらゆる現場で11人がアンテナを張っておくことが大切。」「まずは支援関係者が意識を強め、察する力を高めていく。」「すぐに何かできなくても、まずは地域の状況を知ることから始めたい。」「自分から言えない子どもを守るため、個人情報が強調される中でもお世話焼きのようなアウトリーチが必要。」などといった多数の意見が交わされました。

厚生労働省のチラシには、「家族を支えるヤングケアラーは、かっこいい。でも、一人で頑張らないで誰かを頼ったっていい。」という表現が使われていますが、かわいそうと同情するのではなく、目先の家事支援にとどまることのない支援のあり方について模索し、地域全体の課題として、誰がどこで相談を受けても適切な支援につながる環境を整備していきます。

次回は、621日㈫1500~ テーマは「地域コミュニティ」です。社会変化に伴い、地域で暮らすうえでの課題が多様化する中、地域住民の参画と協働を推進し、地域の持続性を高めていくための方策について検討していきます。

 

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