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わたしたちは、民間福祉組織としての「自主性」と、
広く住民や社会福祉関係者に支えられた「公共性」という
二つの側面を持った福祉活動を専門に事業を展開しています。
わたしたちは、民間福祉組織としての「自主性」と、
広く住民や社会福祉関係者に支えられた「公共性」という
二つの側面を持った福祉活動を専門に事業を展開しています。
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広く住民や社会福祉関係者に支えられた「公共性」という
二つの側面を持った福祉活動を専門に事業を展開しています。

社会福祉法人臼杵市社会福祉協議会からのお知らせ

令和4年度 第4回うすきプラットフォーム
第4回 事例検討会

 

4回 うすきプラットフォームが開催されました。

 

 今回は、「空き家対策について」をテーマに多機関からの情報交換を行いました。その後、事例検討会として「複雑化・複合化した課題への対応」をテーマにグループワークを行うという二本立ての内容でした。

 

 まず、臼杵市地域力創生課 山崎氏より「空き家・空き地バンクについて」説明を受けました。空き家バンク制度とは、空き家の所有者からの情報を集約し、利用希望者へ紹介する制度で、有効活用を通し「地域内外の住民交流の拡大」「移住・定住促進による地域の活性化」の推進を目的としています。空き家バンク制度への登録も増えている現状や、移住者も増加傾向にある中で、今後市民より聞かれた際にどの部署へつなぐべきかも含め、連携体制の強化が必要であることを共有しました。

 

 続いて臼杵市都市デザイン課 山本氏より、「空き家対策促進事業」ついて説明がありました。対策が遅れると衛生面の悪化や防災・防犯性が低下するなどの課題があり、民間業者との連携のもと、抜本的な空き家対策を行っている事。空き家所有者等の困りごとに対してワンストップで相談できる相談窓口や広報を行っていることの紹介がありました。

 

 県企画振興部おおいた創生推進課 一ノ瀬氏からは空き家対策促進事業について、空き家マッチングチームの紹介。実際に事業を行うNPO法人空き家サポートおおいた 工藤氏より、空き家に対する細かな悩みに対しても相談を行っていること。佐伯市の、困り事お助け協会より、空き家管理の相談をはじめ、どこに頼んでいいかわからないという人の相談を受けている等の情報提供があり、空き家についての相談窓口が充実していることを知る良いきっかけになりました。

 

 事例検討会ではグループに分かれ、架空の事例に対して話し合い、援助や支援の方向性を検討しました。グループは福祉関係者だけでなく様々な分野を超えた機関や職種で構成されており、職場や経験も様々です。通常のプラットフォームではそれぞれが発言する機会はなかなかありませんが、今回は発言も多く多職種同士が顔見知りとなり、ちょっとしたことでも連絡を取り合える関係づくりに役立つ機会となったことと思います。プラットフォームの参加者は「市民の暮らしを支える」という共通した目的を持つそれぞれの機関ですが、長期的な視点での支援はどこかの機関に丸投げ・丸抱えでは困難であること、また地域づくりも必要であることを再認識できました。今後も困りごとを抱えた人がどこに相談に来たとしても必要な支援につながるような体制づくりの為、情報交換をしていきます。

 

 次回8月のプラットフォームでは「障がいについて」を予定しています。


 



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