うすきプラットフォーム
うすきプラットフォームのご報告
令和6年度 第12回うすきプラットフォーム
テーマ 「ヘルスアップ~こころと体について~」
令和6年度うすきプラットフォーム12回目を開催しました。
今回のテーマは「ヘルスアップ~こころとからだについて~」という事で臼杵市健康課の山田氏に講義をしていただきました。講義の中では、臼杵市の自殺者数の状況や、自殺対策の取り組み、自殺してしまうまでの過程の内容をもとに意見や感想と、こころとからだの健康のために私たちができることは何かについてグループで考えていただきました。グループではそれぞれ以下の意見が出ました。
・自殺は同居と高齢者に多いことに驚いた。
・子供の自殺に関しては大人が対応していく必要がある。
・残された家族への支援について。
・ゲートキーパー研修を全員が受けてみては?
・地域で生きがいや役割を作っていってはどうか。
・うつは他人から見たら気づきづらいため、それが要因になっている。
・同居での自殺者が多いことに驚いた。親には言いづらいといった背景要因があると思う。自殺者が必ず孤独であるとは限らない。
・自身の悩みについて相談できる場が必要。
・臼杵は児童の自殺者が0なのはすごいと思う。子どものころからの学びが重要と感じた。
・自殺予防を若いころから取り組んでいくことが必要。みんながサポート体制や対策を知っておくべき。それぞれの年代によって抱える課題はさまざま。本人の捉え方次第で変わってくると思う。若いころから学ぶことが必要と思う。
臼杵市の取り組みとして、市内中学校で毎年開催している「いのちの授業」については、一般の方も聴講可能なので、興味のある場合は臼杵市保険健康課へお問い合わせ下さいとのことです
毎月のプラットフォーム開催も3年目に入ろうとしています。1年目はチーム作りに重点を置き、多機関同士のつながりができたと感じています。参加機関も増え、2年目は事例検討にも取り組みました。専門職や行政関係者が意見を出し合うだけでなく、今後は地域とつながり臼杵市内それぞれの課題として、共に臼杵市の未来について話し合えるような場を目指すべく、来年度のうすきプラットフォームを考えていきたいと思います。