うすきプラットフォーム
うすきプラットフォームのご報告
令和7年度 第5回うすきプラットフォーム
テーマ [居住支援]
令和7年度うすきプラットフォーム第5回目が開催されました。
今回のテーマは地域の課題「居住支援」ということで、臼杵市都市デザイン課の小中氏より説明がありました。
まず、情報共有として臼杵市民後見センター齊藤氏より専門職研修の案内がありました。詳しい内容は下のURLに載せているのでご覧ください。
令和7年に臼杵市都市デザイン課が福祉関係者向けに実施した「住宅確保要配慮者」に関するアンケートでは、支援現場で住宅確保に関する困りごとが「よくある・ときどきある」と答えた割合が一定数あり、特に高齢者世帯の相談件数が多い結果となりました。課題としては、連帯保証人の確保、賃貸住宅の空き不足、家主からの入居拒否、必要な社会資源や支援体制の未整備などが挙げられます。入居後は孤立・見守り不足、経済的問題、死後の対応への懸念が多く、行政や関係機関の連携強化、支援体制や相談窓口の充実、緊急時に入れる施設整備、家主・地域住民の理解向上、低家賃住宅の確保が求められています。自由記述では、若年層にも利用しやすい施設、公的な身元保証サービス、住宅情報の一元化や保証人不要住宅、見守りサービス拡充などの要望が寄せられました。
今回の講義を聞いて、感じたことや身近な住まいのことで感じた課題と、課題についてどういう対応をしたほうがいいかの対策について考えていただきました。グループワークののち以下の通り発表がありました。
・地域や民生委員にもアンケートを実施してみては?
・金銭面で持ち家の維持ができないことが多い。老朽化し引っ越したくても資金もない。
・精神障がいの方などは臼杵に精神科の病院が少ない。そうなると、ほとんどが病院のある大分市に転出が多い。
・障がいがあるとどうしてもグループホームなどへの入所が多い。
・コンパクトシティのような形の支援体制があれば。
・サービスなし高齢者住宅でサービスの取り外しが可能になればというアイデア
・いきなり家がないと相談が来た時にシェルターのような1週間ほど一時的に住める場所がない。家庭の事情で自宅に帰れない人もいるので、今後の方針を決めることができる期間を過ごす場として。
・住居の相談をどこに相談していいのかが分からない。
・臼杵市内で家賃が安いところがもっと増えてくれれば。
・保証人がいないために、収入はあるけどずっとネットカフェの生活。
・貸す側(大家さん)の不安を考えると法改正はメリットがあるのでは。
今の段階で臼杵市は大家さんと住宅用配慮者を取り持つ居住支援協議会を設置はしていませんが、住居の課題について多くの問題はあるままです。今回のプラットフォームの意見などを参考に、居住支援協議会の組み立てをしていくとのことです。「居住支援」というキーワードは、参加のどの機関にとっても無関係では無いはずです。今後も引き続きこのテーマについても意見交換ができる場であればと思います。
今回のテーマは地域の課題「居住支援」ということで、臼杵市都市デザイン課の小中氏より説明がありました。
まず、情報共有として臼杵市民後見センター齊藤氏より専門職研修の案内がありました。詳しい内容は下のURLに載せているのでご覧ください。
令和7年に臼杵市都市デザイン課が福祉関係者向けに実施した「住宅確保要配慮者」に関するアンケートでは、支援現場で住宅確保に関する困りごとが「よくある・ときどきある」と答えた割合が一定数あり、特に高齢者世帯の相談件数が多い結果となりました。課題としては、連帯保証人の確保、賃貸住宅の空き不足、家主からの入居拒否、必要な社会資源や支援体制の未整備などが挙げられます。入居後は孤立・見守り不足、経済的問題、死後の対応への懸念が多く、行政や関係機関の連携強化、支援体制や相談窓口の充実、緊急時に入れる施設整備、家主・地域住民の理解向上、低家賃住宅の確保が求められています。自由記述では、若年層にも利用しやすい施設、公的な身元保証サービス、住宅情報の一元化や保証人不要住宅、見守りサービス拡充などの要望が寄せられました。
今回の講義を聞いて、感じたことや身近な住まいのことで感じた課題と、課題についてどういう対応をしたほうがいいかの対策について考えていただきました。グループワークののち以下の通り発表がありました。
・地域や民生委員にもアンケートを実施してみては?
・金銭面で持ち家の維持ができないことが多い。老朽化し引っ越したくても資金もない。
・精神障がいの方などは臼杵に精神科の病院が少ない。そうなると、ほとんどが病院のある大分市に転出が多い。
・障がいがあるとどうしてもグループホームなどへの入所が多い。
・コンパクトシティのような形の支援体制があれば。
・サービスなし高齢者住宅でサービスの取り外しが可能になればというアイデア
・いきなり家がないと相談が来た時にシェルターのような1週間ほど一時的に住める場所がない。家庭の事情で自宅に帰れない人もいるので、今後の方針を決めることができる期間を過ごす場として。
・住居の相談をどこに相談していいのかが分からない。
・臼杵市内で家賃が安いところがもっと増えてくれれば。
・保証人がいないために、収入はあるけどずっとネットカフェの生活。
・貸す側(大家さん)の不安を考えると法改正はメリットがあるのでは。
今の段階で臼杵市は大家さんと住宅用配慮者を取り持つ居住支援協議会を設置はしていませんが、住居の課題について多くの問題はあるままです。今回のプラットフォームの意見などを参考に、居住支援協議会の組み立てをしていくとのことです。「居住支援」というキーワードは、参加のどの機関にとっても無関係では無いはずです。今後も引き続きこのテーマについても意見交換ができる場であればと思います。

