うすきプラットフォーム
うすきプラットフォームのご報告
令和6年度 第3回うすきプラットフォーム
テーマ 「災害の備え」
令和6年度うすきプラットフォーム第3回目が開催されました。
情報交換として保険健康課の遠藤氏より健康マイレージの紹介、地域力創生課の石井氏より上浦・深江地区で開催される大漁祭りの紹介がありました。健康マイレージは臼杵市の健康診断の推奨、健康増進の取り組みです。参加するだけで1回分のパークゴルフ場お試し券がもらえ、商品券が当たるとのことです。詳しい内容は下の資料からご確認ください。
今目のテーマは「災害への備え」という事で、臼杵市防災危機管理課の和田氏よりミニレクチャーがありました。今後起こることが想定されている南海トラフ地震について説明した後、災害の備えで必要なことは何かを自助、共助、公助、近助といった視点から説明しました。災害時では行政の機能が停止することも考えられるため公助に大きく頼ることが難しく、自分の身は自分で守る、地域で協力し合い避難するという部分が大事になってきます。
講義のあと、南海トラフ地震を想定して、「今のうちにできることは何か」についてグループワークを行い、次のような意見が出ました。
・自助が難しい方はどうやって共助に頼るかが重要。独居の方などの避難困難者を地域の方が協力して避難を手伝う仕組みが必要。
・それぞれの立場があるが、まずは自分の身の安全を守ることが大事。事業所が支援するための全面的な防災マップが欲しい。地域ごとに分かれたマップがあり、地域住民はそれを見ればいいが、支援者側としては市域全体の一元化されたマップが欲しい。
・個人の取り組みとして備蓄や災害ダイヤルを利用することが必要。
・業務上、自治会などに関わっているとSNSやLINE等で、地区との情報共有ができる。災害時に医療的なケアが必要な人がいることを地域に伝えておく。
・スマホ教室で防災アプリを入れる。サロンで災害時の道具を作る講習をする。
・日ごろから防災を意識することが必要になる。夜勤で人が少ないときの対応や外回りで災害が起きた時の対応など、災害が起きた時を想定しておくことが必要。
事業所や行政がどう自助と互助の部分を促すか、公助として対象者をどう支援できるかという点で様々な意見が出ました。いつ起こるか分からない災害だからこそ、日ごろからの備えや非常事態の想定(イメージ)を普段の業務の中でしっかりと準備しておく必要があります。