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わたしたちは、民間福祉組織としての「自主性」と、
広く住民や社会福祉関係者に支えられた「公共性」という
二つの側面を持った福祉活動を専門に事業を展開しています。
わたしたちは、民間福祉組織としての「自主性」と、
広く住民や社会福祉関係者に支えられた「公共性」という
二つの側面を持った福祉活動を専門に事業を展開しています。
わたしたちは、民間福祉組織としての「自主性」と、
広く住民や社会福祉関係者に支えられた「公共性」という
二つの側面を持った福祉活動を専門に事業を展開しています。

社会福祉法人臼杵市社会福祉協議会からのお知らせ

令和4年度 第5回うすきプラットフォーム
テーマは「障がいについて」
第5回うすきプラットホームが開催されました。
今回のテーマは、「障がい」であり、臼杵市福祉課の藤丸 和美 主幹より、障がい分野についての説明を受け、参加者での意見交換を行いました。
 「障がい」は子どもから高齢者まで世代を問わない幅広いテーマです。参加者の皆さんも制度のおおまかな部分は知っていたものの、あらためて担当者から説明を受けることで再確認ができました。
 
説明の前段として、大分県における「障がい」という表記についての取り扱いの説明があり、負のイメージで捉えるのではなく、ピープルファースト(障がい者である前に人間である)という理念の確認からスタートしました。
福祉サービスや手当、減免といった制度の話題だけではなく、福祉課に聴覚障がいを持つ方とのコミュニケーション支援のための手話担当者を配置しているといった情報や、年齢・性別や障がいの有無に関係なく、みんなで楽しく時間を過ごすことを目的とした「カラフルカフェ」を市内3カ所で開催しているという情報提供も参考になりました。ごく身近な場所で行われていても知らないことは多く、普段は障がいを持つ人と出会う機会のない人や子ども達が、交流を通して様々な気づきなどが得られる「場」があることがとても大切だと感じました。
 「合理的配慮」についての説明もあり、社会の中にあるバリアを取り除き、障がいを理由とした不当な区別や排除、制限などを行わず、平等な参加を確保するための思いやりのある地域づくりが目指されていることを共有しました。
 
 意見交換の際には、参加者からの「担当者として、どんな場面で困りごとなどがありますか?」といった分野を超えた連携につなぐための問いかけがあったり、「病識を持っていない人に支援する場合、どんな声掛けをすると効果的ですか?」といったリアルな課題を共有することができ、このプラットフォームの目的でもある多機関・多職種でつながって支えることが一歩ずつ着実に進んでいるように感じられました。
 また、知的、身体、精神といった障がい種別や年齢にとらわれ過ぎず、適切なケアが提供できるよう、「出来るのにしていないことは自立を支援し、できないことは代替支援。人それぞれに異なる個性と考えて、支援者が可能性の芽を摘まないよう配慮。世帯全体に目を行き渡らせて世代間連鎖させないためには、支援者間の分野を超えたネットワークが欠かせない。」といったケアに共通する視点の提案もありました。
社会福祉協議会に実習に来ている学生からも、「臼杵市で多分野の方々がこうした意見交換の場を持っていることを心強く感じた。合理的配慮が地域に根付いていくためにどのような取り組みをされていますか?」といった質問もあり、フォーラムの開催や様々なイベントなどを積み重ねていくことによって、時間はかかったとしても地域に着実に広がっていくといった意見交換も行われました。
次回のプラットホームでは、「高齢者と認知症」をテーマに意見交換を予定しています。


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