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わたしたちは、民間福祉組織としての「自主性」と、
広く住民や社会福祉関係者に支えられた「公共性」という
二つの側面を持った福祉活動を専門に事業を展開しています。
わたしたちは、民間福祉組織としての「自主性」と、
広く住民や社会福祉関係者に支えられた「公共性」という
二つの側面を持った福祉活動を専門に事業を展開しています。
わたしたちは、民間福祉組織としての「自主性」と、
広く住民や社会福祉関係者に支えられた「公共性」という
二つの側面を持った福祉活動を専門に事業を展開しています。

社会福祉法人臼杵市社会福祉協議会からのお知らせ

令和4年度 第6回うすきプラットフォーム
テーマは「高齢者と認知症」
第6回うすきプラットホームが開催されました。
今回のテーマは、「高齢者と認知症」であり、臼杵市高齢者支援課の衛藤 和子 課長代理より、高齢者支援分野の取り組みについての説明を受け、参加者でグループワーク形式での意見交換を行いました。
 
 臼杵市の高齢化率も41%を超えており、高齢化の先進地であるとも考えられます。高齢化率が高まるにつれ、当然のこととして認知症の有病率も上がっていきます。臼杵市では、認知症になっても安心して暮らしていけるまちづくりを目指し、昨年の9月に「臼杵市みんなで取り組む認知症条例」を制定しています。市民一人ひとり、地域組織、関係機関、事業者、市役所と立場は異なっていても、それぞれに認知症への理解、社会参加できるまちづくり、備えとしての予防、立場を超えた連携を目指すものとなっています。また、「臼杵市認知症お助け帖(認知症ケアパス)や動画等を活用した啓発を続けつつ、チームオレンジの立ち上げも行っています。
 
臼杵市みんなで取り組む認知症条例 
 
 意見交換はグループワーク形式で実施し、4~6名でテーブルを囲み、機関間の関係性を深めつつ、「高齢者支援課からの説明で感じたこと。」、「自機関で認知症支援として関われること。」について、それぞれの意見を出し合いました。その後、各グループで印象に残ったやりとりを全体共有する中で、医療、障がい者支援、関係機関、行政といった立場ごとの視点の違いがあることも感じました。その中でも「家族を含め、認知症は身近な課題である。」、「普及啓発は認知症の人やご家族を支えるだけでなく、臼杵市で育つ子どもたちの自己有用感や優しさといった生育環境としても望ましい。」、「VR技術の活用など、若い世代の人にも興味・関心を寄せてもらう仕掛けが必要である。」、「認知症にやさしい地域づくりは、いろんな生きづらさや困難さを抱えた人にもやさしい地域づくりになっていく。」などの意見があり、分野や立場等を超えて、方向性を共有することができました。
 
次回のプラットホームでは、「“臼杵市の医療”と“介護との連携”」をテーマに意見交換を予定しています。市内で行われている身近な取り組みほど、詳しいことは知らないといったことが起こりやすいものです。当たり前に身近にある取組にこそ、アンテナを張っておくことが多職種連携の先にある「一人ひとりの暮らしを支える」ことにつながっていくと考えています。


【情報提供】

【参考】
チームオレンジとは(認知症サポーターキャラバン ホームページ)

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