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わたしたちは、民間福祉組織としての「自主性」と、
広く住民や社会福祉関係者に支えられた「公共性」という
二つの側面を持った福祉活動を専門に事業を展開しています。
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広く住民や社会福祉関係者に支えられた「公共性」という
二つの側面を持った福祉活動を専門に事業を展開しています。
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広く住民や社会福祉関係者に支えられた「公共性」という
二つの側面を持った福祉活動を専門に事業を展開しています。

社会福祉法人臼杵市社会福祉協議会からのお知らせ

令和5年度 第4回うすきプラットフォーム
テーマ 「子どもが子どもでいられるまちに」
令和5年度の臼杵プラットフォーム第4回目が開催されました。
 
今回は、うすきの未来を考えるシリーズ第3弾として「子どもが子どもでいられるまちに」がテーマでした。グループワークの導入として、臼杵市地域力創生課の石井さんより、社会全体の変化に対応するための地域ごとの実情に応じた地域づくりの中・長期的な展開イメージという資料を参考に、「今回のテーマは、厚生労働省が作成したヤングケアラーの啓発ポスターから抜粋した言葉だが、子どもたちが子どもらしく暮らせるまちは大人がしっかりと作っていかなくていけない。私たちの暮らしは近年大きく変化しており、様々な課題も生じ、着手しなければならない事柄も多種多様。一方で、課題の根幹には“少子化”があり、今後の対応はこれまで関係が乏しかった分野等が既存のツールやノウハウを持ち寄り、フル活用しながら、少子化対策として検討していくことが、わがまちの発展的持続につながっていくのでは。」といった提案がありました。。
その後、「子供たちが育つ環境を整えるため、私たちに何ができるでしょうか?」というテーマをグループごとに協議し、以下のような意見が出ました。
 
・市全体で行事が少ない。いろんな世代の交流が少ない(子ども会や市民交流)。保育料の無料化によって、親の負担が減って、結果的に子どもが育ちやすい環境になる。
問題点…安心して子育てができるのか?誰か頼れる人はいるのか?臼杵を出ても戻ってくるのか?思い出作りや地元に愛着を持ってもらう事が必要。
・親の世代と比べると今の世代では地域の行事が少ない。親の負担を減らしていく取り組み。親が悩み事を相談できる場を作っていく。学校との連携を行う。男性が育児に参加しやすくする環境を作ることで、母親の負担軽減を行う。育児のヘルパーなどもある。(ワンオペ対策)
・昔は地域の目があったが最近はそういったものがない。親同士や、親とほかの子供の関係が希薄化してきている。昔はお寺などで遊んでいたため、大人と子供の交流があったが、今はそういう場所がない。多世代が交流できる場を作っていく必要がある。今は公民館で学校と連携して学習の支援をしているが、そういった小さな積み重ねをしていく必要がある。
・臼杵は子どもが子どもでいれるまちなのか?今の子供は恵まれすぎているのではないか?ゲームや携帯などで人と人との交流が減っている。インターネットで交流できてしまうため身近な体験や関係性が減っていった。(物が豊かになった一方で、関係性がとぼしくなっていないか)
・田舎の良さは挨拶などで声をかける習慣(横断歩道などで声掛け)。地域の特色を活用していく(野津での農業体験など)。保護者は仕事があり育児の余裕がないため、保護者への支援をしてはどうか。
 
グループワークを通して、地域の交流が少ないことが共通した課題として挙げられました。子どもを取り巻く環境を整えるためには子供と親だけでなく、地域全体を包括的に捉え、「今あるもの」を把握し、「これから必要なもの」を検討していくことが重要であると全体共有できました。子どもが子どもらしく過ごせるためには、前提として安心して暮らすことができ、生みやすく育てやすい地域コミュニティが必要です。私たち支援者は、地域と密接に関わりながら、子どもが子どもでいられる安心感のある地域づくりを支えていきます。
 
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