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わたしたちは、民間福祉組織としての「自主性」と、
広く住民や社会福祉関係者に支えられた「公共性」という
二つの側面を持った福祉活動を専門に事業を展開しています。
わたしたちは、民間福祉組織としての「自主性」と、
広く住民や社会福祉関係者に支えられた「公共性」という
二つの側面を持った福祉活動を専門に事業を展開しています。
わたしたちは、民間福祉組織としての「自主性」と、
広く住民や社会福祉関係者に支えられた「公共性」という
二つの側面を持った福祉活動を専門に事業を展開しています。

社会福祉法人臼杵市社会福祉協議会からのお知らせ

令和5年度 第6回うすきプラットフォーム
テーマ 「こどもまんなか社会」
第6回うすきプラットフォーム(ホームページ掲載用文章案)
 
「令和5年度 第6回目のプラットフォームを開催しました」
 
令和5年うすきプラットフォーム第6回目が開催されました。
今回は臼杵市役所のインターンシップ大学生3名と臼杵市社会福祉協議会の新入職員1名も参加し、いつもより多くのメンバーで行いました。はじめに次の2つの案内がありました。
1つ目は、おおいた子ども支援ネットからです。さまざまな困難を抱えるこども・若者を応援する「若者おうえん基金」の紹介です。児童養護施設や里親などの社会的養護を巣立った若者(ケアリーバー)等の支援を目的に、2018年首都圏で「若者おうえん基金」がスタートしました。この基金を今年度は「九州・沖縄」「広島・岡山」「山陰」に展開する計画があります。「九州・沖縄」エリアでは基金創設のために、1000万円を目標にしたクラウドファンディングを実施していますとの話がありました。募集は既に開始されており今年の11月26日まで受け付けていますので、ご協力をお願いいたします。
 2つ目はコスモス病院から研修会の紹介です。10月4日「病院が地域に溶け込んでまちづくりをすると何ができるか」をテーマに研修会が行われます。とても良い講師の方ですので多くの方の参加をお待ちしていますとの話がありました。
 
さて、今回のテーマは「こどもまんなか社会」についてです。臼杵市は、大分県と県内全市町村で今年9月に「臼杵市こどもまんなか応援サポーター」宣言をしました。これは令和5年4月に創設された「こども家庭庁」が掲げる「こどもまんなか宣言」の趣旨に賛同し、臼杵市として「こどもに優しく子育ての喜びを実感できるまちづくり」という方針を元に、妊娠期から切れ目なく支援を行うことや子育て世帯への経済的負担の軽減等の取組みを実施していくものです。また、ヤングケアラーへの支援については、近日臼杵市において実態調査を行うこと、支援にあたり分野横断的なネットワークが必要不可欠であることを共有しました。
「ヤングケアラー」とは本来大人が担うような家事や家族の世話等を日常的に行っている子どものことを指します。家族のことを手伝うこと自体は課題ではありませんが、過度な負担となり育ちや教育に影響が出てくる場合があります。子ども自身に自覚がなく表面化しにくいため支援につながらないなどの課題があります。そのような子ども達も子どもらしく暮らしていける臼杵市であるように、こどもまんなか社会の実現は行政や専門機関の取組みだけでは成し得ません。グループワークでは「臼杵でこどもまんなか社会を実現するために」をテーマに、いつものように自由に話し合いました。各グループからいくつか意見が出ましたので紹介します。
 
・とても大きなテーマで戸惑うが、子どもに関わることに対してみんなが意識を持つことが必要ではないか
・お母さんがワンオペにならないようお母さん同士がお互いに支え合う、周りの人や地域で支え合うことができれば良いのではないか
・子育ての困りごとに対して「負担」を減らすと表現されるが、「犠牲」を減らすことが大事ではないか
・高校生までは医療費を無償化する、あるいは進学費用について助成をするなど、経済的な負担を軽減することも必要ではないか
・体験型イベント等を増やし、子どもが楽しいと思えて住みたくなるような愛着が持てるまちになれば、子どもの定住につながるのではないか
・子どもや若者が気軽に相談できる場所があると良いと思う
・年齢による制度の狭間や成人になってからの相談体制・相談場所も課題ではないか
・臼杵にはまだ地域力はあると思うが10年20年と継続することが難しい、共感できる人が増えると良い
 
昔は子どもの頃は公園に行けば友達がいる、家の前では誰かが遊んでいる、そのような光景が当たり前でした。少子高齢化がすすみ、「子どもの声が聞こえてこない」ことが当たり前になりつつあります。。一人ひとりが子どもを取り巻く課題についてもっと関心を高めていくことが必要ではないかと思います。

【配布資料】

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