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わたしたちは、民間福祉組織としての「自主性」と、
広く住民や社会福祉関係者に支えられた「公共性」という
二つの側面を持った福祉活動を専門に事業を展開しています。
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広く住民や社会福祉関係者に支えられた「公共性」という
二つの側面を持った福祉活動を専門に事業を展開しています。
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広く住民や社会福祉関係者に支えられた「公共性」という
二つの側面を持った福祉活動を専門に事業を展開しています。

社会福祉法人臼杵市社会福祉協議会からのお知らせ

令和5年度 第12回うすきプラットフォーム
テーマ 「次年度のプラットフォーム運営についての検討」
「令和5年度 第12回目のプラットフォームを開催しました」
 
令和5年うすきプラットフォーム第12回目が開催されました。
 
はじめに、臼杵市地域力創生課から、令和6年3月24日10時から大手門公園他でうすき食文化フェス2024が開催され、ワークショップ・フード市・映画上映など様々なイベントを行うとの紹介がありました。
 
今回のテーマは「これからのうすきプラットフォームを考える」です。臼杵市地域力創生課の石井義恭氏から、うすきプラットフォームの振り返りについて説明がありました。
プラットフォームは分野を超えた多機関・多職種の支援関係者が集い、臼杵市の課題を共有し、参加者が所属する機関等で情報の共有・周知を図っています。令和4年・5年度のテーマを振り返り、来年度はより具体的な取り組みの検討が必要と思われます。そのため臼杵市はどのような街なのか、ここで整理したいと思います。
臼杵市は「豊かな食文化」「活発な地域活動」「充実した子育て環境」「安心の医療」が特徴の街です。豊かな食文化についてですが、臼杵市は山形県鶴岡市に続いて、令和3年11月にユネスコ創造都市ネットワーク(食文化分野)加盟認定されました。活発な地域活動については、地域振興協議会を全ての旧小学校区に設立し地域の活動団体や住民も関わり、全国指折りの体制が整っています。充実した子育て環境については、ちあぽーと等県内でも取り組みが早く先進的な支援体制となっています。安心の医療については、うすき石仏ネットの登録者が2万人を超え、医療・介護・消防署等の連携が図れています。
2024年度版全国住みたい田舎ベストランキングでは、3万人以上5万人未満のまちで総合部門第2位となり、7年連続上位にランキングされています。移住支援補助制度を利用された移住者は平成27年度~令和4年度の8年間で791世帯、1784人となっており、40代以下の若者世帯・子育て世帯が多い傾向にあります。一方臼杵市の人口は今後も減少が続き、85歳以上の方の割合が増えて15歳~64歳までの生産年齢人口が減っていきます。人口減少を含め社会全体が大きく変化しており、知らず知らずのうちに私たちの暮らしにも様々な影響が表れてきています。専門職は専門職でつながりネットワークを作る・サポートする力をつけることが求められており、地域の方は地域でつながることが必要となっています。地域共生社会の実現に向けて、福祉などの地域の公的サービスと協働して助け合いながら暮らすことのできる仕組みを構築することが必要です。
 
このような概要説明に続いて、次の3つについて個人ワーク・グループワークで意見交換を行いました。
 
○来年度のテーマや課題について
・テーマについては全体的に網羅できている、踏み込んだ内容にしてはどうか
・災害時に高度の障がいを持つ方が迷惑になるとの理由で避難所を利用しないケースが多いと聞く、災害時の障がい者支援について深堀するのも良いのではないか
・活動を実践している人、例えば地域で行っている移動支援などの事例を聴きたい
・他の研修会に参加する、他の研修会とコラボするのはどうか
・移住者の声を聴きたい、担当者に参加してもらいたい
・チャットGTPやAIの事を知りたい
・子育て支援の整備は進んでいるが、小児医療対応が課題ではないか
・生活協同組合の支援や取組みの話が聴けると良い
・LGBT、人権、コンプライアンス等のテーマも良いのではないか
 
○どのような方に参加してもらうと良いか
・防災士、地域振興協議会、民生委員の方に参加してもらうと良いのではないか
・市議会議員、企業の方、教育機関の方に参加してもらうのはどうか
・参加者が偏っている、専門職団体や企業からも参加してもらうのはどうか
 
○その他(気になっていること等何でも良い)
・プラットフォームとは何か、どのような機能を持たせるのかを再度検討してはどうか
・解決の場ではなくつながる場にする、つながることで課題解決がしやすい状況を作る
・プラットフォームの記事を社協ホームページに掲載しているが見ている人が少ないと思う、一方市議会議員などプラットフォームに関心がある方も増えている、広報の仕方を工夫してはどうか
 
 まとめとして、以下のことも全体共有しました。
・コロナ渦でプラットフォームを始めたこともあり参加者を絞っていたが、今後は拡大して開催するのも良いと思う
・テーマについては概ね網羅できているとの意見が多いように思う、これまでに取り上げたテーマについて深く掘り下げることも検討したい
 
令和4年度から開始したうすきプラットフォームも2年経過しました。いつも参加しているメンバーは顔見知りになることができ、つながることができたものと思います。来年度はより一層多機関・多職種とつながることができれば、地域共生社会の実現に一歩近づくことができると思います。


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