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わたしたちは、民間福祉組織としての「自主性」と、
広く住民や社会福祉関係者に支えられた「公共性」という
二つの側面を持った福祉活動を専門に事業を展開しています。
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広く住民や社会福祉関係者に支えられた「公共性」という
二つの側面を持った福祉活動を専門に事業を展開しています。
わたしたちは、民間福祉組織としての「自主性」と、
広く住民や社会福祉関係者に支えられた「公共性」という
二つの側面を持った福祉活動を専門に事業を展開しています。

社会福祉法人臼杵市社会福祉協議会からのお知らせ

令和5年度 第3回うすきプラットフォーム
テーマ 「人材不足について」
令和5年度の臼杵プラットフォーム第3回目が開催されました。
 
参加機関での情報交換が終わった後、グループワークの導入として、臼杵市地域力創生課の石井さんより前回までに全体共有してきた内容を振り返りつつ、「大きな社会変化に伴い、あらゆる人材不足が深刻化してきている。」といった内容の情報共有がありました。
その後、「支援関係者・全産業・地域それぞれの人材不足へのアプローチとして何ができるか?」を参加者で協議し、以下のような意見が出ました。
 
【支援関係者】
・慢性的に人手不足(問題は主に待遇面)。働く人がおらず忙しいため、新しく人が入ってもその職場に定着しづらい。
・子供のころからの学びが大切と思う。(仕事に対する理解を深めてもらう。)
・新しく福祉職として働こうと考える人にとって、仕事のイメージが前もって持ちにくい。大学や高校へアプローチをして実際に仕事や会議等を体験してもらうことで、寄り付きやすいイメージを抱いてもらい仕事に就いてもらう。
・募集しても集まらない。会社等から仲介してもらう必要がある。定着しないのは間違ったアプローチをしているのではないか。アクティブシニアに活躍してもらう。外国人人材にとっては定着のための試験があるため就労への難易度が高い。
・障がい者関係で学生やボランティアが来て、経験は与えられるが魅力を伝えることが難しい。資格保持のために更新が必要な資格があるが、所属機関によってはサポートがなく大変。
・福祉職は人と人との関わり合いが大切なので、少し厳しいという人がいる。昔はそのようなことが少なかったが、昔と今とでは感覚が変わったのか、そういった人が増えている。課題を一人で抱え込まないで、みんなでやっていくために、情報を共有していくことが大事。
 
【全企業】
・企業としては雇用者一人ひとりにすべてをやってもらいたいと思っているが、業務を少しずつ切り出した方が定着しやすいのではないか。
・後継者不足が問題となっているためITなどを利用して、後継者を探してみてはどうか。
 
【地域】
・高齢者の活躍の場を増やすことで、支援される側も支援する側になれるのではないか。子供のためになる経験や、地域に関心を持ってくれるきっかけ作りが必要。
・担い手不足で地域の役員になる人がいない、新しく役員になる人もいないため、地域に関心がない人が多いのではないかと思う。働いている世代は地域活動が難しいので、学生や元気な高齢者にアプローチしてはどうか。子供と高齢者との関わりを増やすことで参加者に楽しんでもらい、地域の活動について関心を持ってもらう。
 
今回のグループワークを通して、「現状をしっかりと把握し、積極的にきっかけづくりを行うことが、人材の確保や効率化といった相乗効果を生み、さらなる創意工夫につながっていく。そのためには、単独の機関で考えるだけでなく、オールうすきの体制で戦略的に考えていく必要がある。」ということを全体で共有しました。また、臼杵の人材不足の解決策にはどの分野も若者へのアプローチが必須と感じました。そのためのアプローチの方法として、どうやって仕事や臼杵市での暮らしの魅力を伝えるかが重要になってくると思いました。



【配布資料】
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